多発性硬化症(MS)
用語集
用語集(た行)
用語集リスト

た 

体性感覚誘発電位
たいせいかんかくゆうはつでんい
Somatosensory Evoked Potentials; SEP
手または足に電気的あるいは機械的な刺激を与えることによって、その刺激が脳までどのように伝わるかを調べる検査です。病巣の有無と位置を確認する誘発電位検査のうち、特に脊髄と脳幹の異常を調べることができます。感覚症状を客観的に調べるために有用です。
多幸症
たこうしょう
 
特別な理由がないにも関わらず、不自然に上機嫌や幸せな気分になる状態のことをいいます。脳の障害やお酒の飲みすぎなどによって起こります。
脱髄
だつずい
 
 
 
 
神経細胞の軸索を覆うミエリン(髄鞘)が損傷もしくは失われた状態のことをいいます。ミエリンが損傷すると、神経系での信号伝達がうまくいかず、さまざまな神経障害が起こります。炎症が軽いときには、ミエリンは損傷を受けても再生し、信号伝達も回復しますが、炎症が強いときには、軸索そのものが損傷を受け、回復できなくなります。

ち 

注射部位反応
ちゅうしゃぶいはんのう
 
注射をした部分の皮膚が充血し赤くなったり、痛みがあるなど、何らかの異常があらわれる副作用です。インターフェロン製剤の注射時に起こることがあります。
中枢神経系
ちゅうすうしんけいけい
 
脳と脊髄、視神経からなる組織で、さまざまな機能の核となる神経系です。
中和抗体
ちゅうわこうたい
 
 
 
生体は外部から侵入してきた異物(抗原)に対し、抗体を作る働きをもっていますが、抗体の中で、この異物(抗原)の働きを失わせる力をもつものを中和抗体といいます。薬剤に対しても中和抗体が作られることがあり、その数が多いと、薬剤の効果が弱くなったり効かなくなることがあります。
聴性脳幹誘発電位
ちょうせいのうかんゆうはつでんい
Brainstem Auditory Evoked Potentials; BAEP
 
カチカチという音を聞いて聴覚に刺激を与えることによって、その刺激が脳までどのように伝わるかを調べる検査です。病巣の有無と位置を確認する誘発電位検査のうち、脳幹の異常を調べることができます。視覚誘発電位や体性感覚誘発電位と同様に、MS以外の病気でも異常が認められることがあります。

と 

特定疾患
とくていしっかん
 
 
 
 
 
 
 
 
いわゆる難病のうちでも、治療が困難であり、後遺症が残るなど社会復帰が困難もしくは不可能で、医療費負担の大きい疾病のうち、患者数の少ない病気が特定疾患として指定されています。全国的規模での研究が必要な疾患とされ、厚生労働省の認定を受けている特定疾患は、現在130疾患あります。このうち56疾患の医療費は公費負担助成の対象となっています。MSは公費負担助成の対象であり、決められた手続きをすれば医療費が公費からまかなわれます(2014年1月現在)。
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